「自閉症スペクトラム指数と顕在的な注意の解放との関連性」(査読付き)
本研究では、健常成人(大学生)に自閉症スペクトラム指数質問紙を実施し、自閉傾向が高い群と低い群において注意課題遂行中の眼球運動を調べた。その結果、注意課題における眼球運動のパフォーマンスは自閉傾向が高い群と低い群で同程度であった。この結果から、ASDでの注意の解放における障害は、自閉傾向が高い健常成人では観察されないことが分かった。総p.11, 14, pp.31-41柴田理瑛、河地庸介、松江克彦
感性福祉研究所年報