その他

基本情報

氏名 柴田 理瑛
氏名(カナ) シバタ ミチアキ
氏名(英語) Shibata Michiaki
所属 総合福祉学部 福祉心理学科
職名 講師
researchmap研究者コード
researchmap機関

タイトル・テーマ

「物体の知覚的消失に及ぼす近接・閉合の手がかりの実効範囲の検討」

単著・共著の別

共著

発行又は発表の年月

200712

発表学会等の名称

日本基礎心理学会第26回大会

概要

本研究では、近接・閉合の手がかりが実効的に機能する空間範囲を運動誘発盲におけるターゲットの同時消失を指標として検討した。具体的には、内側ターゲットを囲むように輪郭のみの外側ターゲットを呈示し、両ターゲット間の近接性と閉合性を操作した。その結果、ターゲット間の距離が0.2度未満のときには近接の手がかりが、0.4度未満のときには閉合の手がかりが両ターゲットの同時消失報告にもっとも寄与することが示された。これらの結果は、複数の群化手がかりが物体間の距離に依存して重み付けされ、物体表象へ相互作用することを示唆する。
柴田理瑛、河地庸介、行場次朗