「ライオンズクラブ心の復興プロジェクト震災復興心理・教育臨床センター活動報告」
宮城学院女子大学発達科学研究
宮城県の大人に対する調査では、震災後の離職率の高さ、DVの認知件数や離婚率の増加、仮設住宅への長期に渡る居住に対するストレスなど心の問題が取りざたされている。一方で、大人だけでなく本県の子どもたちにも、心の問題に由来すると思われるさまざまな問題行動が指摘されている。本稿では、このような問題に対応するための組織体制には、心理教育、治療、データベースの3つの機能が必要であることを提案する。総p.41, pp.33-40柴田理瑛、平野幹雄、西浦和樹、足立智昭