「自己動作による瞬目反射抑制―統合失調型パーソナリティとの関係性―」
第43回日本臨床神経生理学会学術大会
統合失調症のマーカーとしてプレパルス抑制(瞬目反射を誘発する音の前に微弱音を提示すると反射が抑制される効果)が報告されており、患者では健常者に比べて抑制効果が減衰する。他方で我々は、微弱音の代わりに実験参加者の自己動作を先行させても抑制効果が生じることを最近報告した。本研究では、健常者の統合失調型パーソナリティが自己動作による抑制・プレパルス抑制に及ぼす影響を報告する。河地庸介、柴田理瑛、松江克彦