「側方頭部運動に連動した運動刺激と運動視差奥行刺激との視野闘争」
第13回VR心理学研究会
両眼に異なる刺激を呈示すると、どちらか一方の刺激が優勢に知覚されるような現象を、両眼視野闘争と呼ぶ。本研究では、闘争刺激として、運動視差刺激と非運動視差刺激を用い、どちらが優勢に知覚されやすいかを検討した。その結果、頭部運動に連動して奥行をもった運動視差刺激は、非運動視差刺激よりも優勢になりうる可能性が示された。柴田理瑛、久保寺俊朗、櫻井研三