題目である「いじめ」については、現代ではイギリスみならず多くの国で教育省があってはならないこととして対策を掲げている。イギリスでは、Anti-Bullying Alliance (ABA前出)がいじめ行動は早くて3歳児から見られるため、保育者は連盟が提示するポイントを乳幼児に理解させることが必要であると述べている。
本論文では以下の4点(1)相手の肉体的な特徴や行動について揶揄が歌詞に含まれているものはあるか (2) 歌い手が相手に対して直接いじめをしている歌詞がある歌はあるか。 (3)幼児の歌においていじめの歌はどのようなタイプがあるのか(4)現在の「いじめ」の歌は保育現場における価値そしてこれらの歌の将来性はどのようになっていくと考えられるのか、について考察した。