肢体不自由の中でも超重症児に分類される脊髄性筋委縮症児を対象として、筋肉の運動制御にかかわる神経システムの異常により生じる運動障害状況の生理学的・理学療法的評価を踏まえたコミュニケーション形成に向けたAACシステム開発の実践研究。
対象となる研究活動は、萌芽研究・2003-2005「脊髄性筋萎縮症児における残存運動機能を活用したコミュニケーション形成の研究(代表・村上由則)」,基盤研究(C)・2006-2008「特別支援教育と教科教育の融合によるオモチャ・教材の開発に関する研究(代表・村上由則)」,基盤研究(C)・2006-2008「遊びの要素を持った脊髄性筋萎縮小児のコミュニケーション補助システムの開発(代表・水谷好成,分担・村上由則)」等の支援を受けた。この研究は、対象児・者の身体状況に応じながら、現在も継続している。