障害としての内部疾患
治癒することがない多くの内部障害・慢性疾患について、患者の視点から論じたものである。疾患を単に受け身的に捉えるのではなく、その困難・障害の本質を見極め、それを抱えつつも日常生活への影響を可能な限り制御する能動的な立場での対処について論述したものである。この対処行動が、いわゆる病気のセルフコントロールの重要な要素となることも指摘した。
リハビリテーション研究,81,pp.2-8.