病弱教育・肢体不自由領域を主たる対象とし、特別支援教育専攻学生の障害理解を促すため、学生が自作可能で疑似的「困難体験」につながる教材開発と、それを活用した大学等における授業内容・方法に関する一連の実践研究である。本研究では、食物や日常生活および自然環境の中で接触する原因物質により生じるアレルギー反応発生メカニズムの理解にかかわる教材開発を取り扱った。アレルギー反応の起点となる感作と免疫寛容のメカニズムと、即時性アレルギー反応モデル等を可視化した教材の開発を取り扱った。村上由則・八島猛・大江啓賢・菊池紀彦・寺本淳志