文部科学省『「地(知)の拠点プロジェクト」宮城協働モデルによる次世代型教育の開発・普及』による一連の研究である。「教員の養成と研修に関わる意識」調査を学部生(319名)、初任者研修(321名)、5年経験(329名)、10年経験(209名)研修参加者を対象にした分析である。新人教員は「自信をもって初任地に赴任するが、現実の厳しさを認識する」、その後5年間の経験や各種研修により克服し、10年後には自信をもった教員となることが明らかとなった。この事から、初任から5年間の各研修と学校現場での支えと学びの重要性が、定量的に示唆された。村上由則・松岡尚敏・出口竜作・堀田幸義・石澤公明・小針善誠