喘息児の病状変動と生活管理-喘息児における日常生活のストレスと呼吸機能との関連:高校入試と呼吸機能の関連に関する分析
複数名の喘息児(中学生)を約3年間にわたり追跡した結果に基づいた論文である。高等学校入試の前後に、ピークフロー値が大きく変動(入試終了後に上昇)することが確認された。一つの仮説として、入学試験という中学生にとって最大のストレスが、気管収縮・拡張といった身体反応として現れる可能性が示唆された。
宮城教育大学紀要,37,pp.187-192.