「英単語の読み書きに困難を示す高機能広汎性発達障害をもつ児童への学習支援」
日本LD学会第16回大会、横浜市開港記念会館
英単語の読み書きに困難を示す高機能広汎性発達障害をもつ1名の児童に対し、Frithの読み発達段階(1985)のアルファベット段階に達することを目的とした。方法として、フォニックス指導法による指導を実施し、その有効性について検討した。指導を行った結果、読み書き双方において正答率が5%未満から60%台に増加した。以上のことから、フォニックス指導法をもとにした指導方法が有効である可能性が示唆された。阿部芳久 新村享子 黄淵煕 発表論文集p440-441.