「発達障害児本人への診断名告知の実情について」
日本LD学会第23回大会、和歌山大学
発達障害相談の際の質問用紙について35人の保護者を対象に分析し、発達障害児本人への診断名告知の実情について報告した。診断名を子どもに伝えたと回答したケースは20%で、更に親が意図して伝えたケースは14.2%だった。多くの保護者が、診断名告知について考えてみたこともない実情があり、一方で意図せず伝えたケースについての支援の必要性が示唆された。p351-352.