東日本大震災の災害公営住宅が立地する地域の新聞記事の推移と特徴から,東日本大震災からの復旧・復興と地域自体の開発が連動して推進されているコミュニティにおいては,被災者の生活課題を中核に据えた新しい共生型コミュニティ形成を目指すことが復興支援策として有用である可能性示された.今後は,「荒井地域」で展開されているコミュニティ形成に参画し,共に試行錯誤を繰り返す中で,効果的な復興支援策としての新しい共生型コミュニティの形成に貢献していく.
p39~46
下山田鮎美, 中江秀幸, 相馬正之, 稲垣成昭, 萩野寛雄