臨床活動を通じた人間理解
臨床活動の対象となる人がどのような人であるか知ろうとすること、わかろうとすることが重視されるが、人には見たくないものは見ようとせず、わからないものに対してわからないままでいようとする傾向があり、心理臨床的対人援助においてもその傾向から自由になることはできない。そういった人間のありようを踏まえつつ、見たくないものやわからないままでいようとすることについて主としてイメージを通じて関わることの重要性を、臨床活動を通じて展開していく。