「自己愛的脆弱性とプライベート空間機能の確保が対人恐怖心性に及ぼす影響」(共)
日本パーソナリティ学会第25回大会
自己愛傾向のうち過敏さを特徴とする自己愛的脆弱性に着目し、これが高い場合には対人恐怖心性が高くなることが想定されるが、外界からの過度な刺激にさらされ過ぎず個が確保される(プライベート空間機能が確保される)と対人恐怖心性が高くなることがないのではないかと仮定して検証を行った。結果、自己愛的脆弱性が高い場合には、自己愛的脆弱性が低い場合よりも、プライベート空間機能が確保されることによって対人恐怖心性が低くなることが示された。米菜摘