「尿路変更術を余儀なくされた患者の看護―フィンクの危機理論を用いた分析―」
川崎市立井田病院研究発表会
危機的状況にあった患者が均衡を回復するために必要な看護介入についてフィンクの危機理論を参考にし看護の視点を明確にしていった。バランス保持要因の補強や強化に向けた看護介入をしていくことにより、患者との関わりの中でパターン化した物の見方の危険性と個別的アプローチの大切さを学ぶことができた。危機状況における看護介入を考えるとき、患者がどのような状況におかれているのかよく理解し気持ちを確認しながらアプローチをしていくことが重要であると考える。前田奈緒美、鎌田美千代、庭田恵子、玉城厚子