「歩行姿勢の安定が人間関係の改善に及ぼす効果-作業療法士との連携による評価の試み-」
精神障害で入院中の患者の活動範囲、人間関係が狭まる要因として身体能力の低下が関係している場合も多い。そこで、患者が継続できる簡単な運動を生活に取り入れて実施した結果、歩行姿勢の改善ができ、活動範囲が広がり、人間関係にも広がりが認められるという効果をあげることができた。この事例を通して、他職種との連携の必要性について述べた。pp.108-111中川洋子、木村芳江、山口治加子、川村誠子、中村令子
日本精神科看護学会誌 45(2)