「復興過程における被災高齢者のまちづくり意識に関する実態調査」「査読有」
東日本大震災後約4年の歳月を仮設住宅で過ごしている高齢者を対象に、仮設住宅のある地域に対する態度や意識を明らかにした。仮設居住者のまちづくり意識は、自宅居住者に比べて〈自己決定〉意識、〈他者依頼〉意識が有意に高いことが明らかとなり、その意識は仮設住宅における自治意識の高さや、復興計画への関心の高さによるものであることが推測された。pp.272-275一ノ瀬まきの,富澤 弥生, 中村 令子, 鈴木 千明, 三澤 寿美
日本看護学会論文集 精神看護 46号