「男性透析患者の精神的健康度とQOL」
男性透析患者の精神的健康度とQOLから心理的特徴を捉えることを目的として、透析患者に対する有用性が報告されている日本版精神健康調査短縮版と主観的QOL評価尺度を用いて、透析維持期にある男性透析患者9名の面接調査を行った。 その結果、約半数がうつ傾向にあり「趣味」「家族」「健康」を大切に考えて生活を維持しようとしているが、仕事や生活上の負担感、困難感を抱えている状況が明らかになった。p67-75山内靖子 中村令子 工藤牧子 田村京子 小笠原陽子
八戸短期大学研究紀要第36号