「脳卒中後遺症による社会的役割の変化-在宅軽度障害者の病人役割への停滞に関わる要因について-」修士論文
脳卒中によって身体に障害を持った人の社会復帰の過程における心理的葛藤は、「障害の受容過程」として研究されてきた。これをParsons,T(1951)らによる役割理論から、病人役割と障害者役割の遂行の過程としてとらえ、役割の移行と停滞として整理した。さらに実証的研究として、脳卒中後遺症者が参加している機能訓練事業において参加観察を行い、脳卒中発病後の「病人」から「障害者」への役割の移行に関わる問題を明らかにした。
修士論文