SEIQoL-DWを用いた半構造化面接により外来通院の血液透析患者が療養生活で重要視している領域を明らかにし、透析期間の時間的経過に伴う特徴を捉えることを目的とした。対象者19名のSEIQoL-Index値は女性が有意に高かった(p<0.05)。大切にしている領域として「仕事」「対人関係」「家族」が挙げられた。透析期間1年未満では「健康」を、1年以上では「趣味・余暇活動」「対人関係」を重要視していた。(p)共著者:中川原真喜子
pp.119-130
山野内靖子、中村令子、三浦広美、後藤郁奈子、大崎和子