「脳卒中後遺症による社会的役割の変化-在宅軽度障害者の病人役割への停滞に関わる要因について-」
脳卒中後遺症による社会的役割の遂行状況の変化をみると、障害を持ちながらも病前と同様に社会的役割を果たしている例と身体的には可能であっても役割を果たそうとしない例が認められた。後者を「病人役割への停滞」としてこれに影響する要因の検討を行った。病前後の職業、家族関係、家庭内役割の有無、健康状態の影響が示唆された。pp.93-100
岩手大学大学院人文社会科学研究科研究紀要 Vol.7