卒後4~5年目の看護師のキャリア開発の動機づけとして看護教員・副看護師長・臨床指導者・認定看護師などの体験談を聞きディスカッションを行う形式の集合研修を行ない、研修後の調査から、研修生がイメージできる身近なモデルに接することがキャリア選択に有効であることを明らかにした。さらにパネリスト研修の受講から1年後にフォローアップとして5年目以降の方向性を見い出すための研修を実施したことから、本研究では前年度の研修の有効性を検討することを目的に卒後4年目から5年目のキャリアアップに関する意識調査を行った。
p.93
中山光、佐々木真紀、遊佐真由美、菅原育子 他、 中村令子