中高年看護師の職場適応を高め仕事へのやりがいを感じる環境を作るための支援対策の検討における基礎資料として,経験年数10年以上(31歳以上)の看護師を対象としてストレス傾向を調査し,年代ごとにその傾向を比較した。269名から回答が得られ,管理職、中間管理職が多い51歳以上は安定した精神状態で仕事に取り組んでいた。31~40歳,41~50歳はストレスを強く感じており,特に41~50歳が精神的負担感を強く認識している傾向があった。平均年齢が高い本県の特徴が示されていると考えられ,中高年層の支援の必要性を再確認した。
抄録集p.100
中村令子、吉田照子、高橋幸子、村田千代、三浦まゆみ