「臨地実習において「困ったこと」に対する看護学生の対処-学生が求める援助の傾向-」
平成11年岩手県看護研究学会
成人看護学臨地実習の学生の自己評価記録、過去4年間の544件について、学生が直面した困難の傾向、求めた援助、援助の有効性を分析した。記録の書き方、患者や家族とのコミュニケーションに関連した困難を感じていた。有効な援助は、教員、臨床指導者、実習グループの学生による助言と一緒に行動してもらうことであり、援助を求めやすい雰囲気と学生自身が考えるためのゆとりを残した指導が求められていることが明らかになった。集録pp.43~45村木英子,吉田ちあき,中村令子