「成人期脳血管障害患者の病い体験と退院時の決意」
第2回日本ニューロサイエンス看護学会学術集会
脳血管障害患者が心理的葛藤を乗り越え、生活の再構築に向けて主体的な行動を起こしていく過程を支援するため、回復期リハビリテーションの開始時と退院決定後に2回の面接を実施し一人ひとりの言葉がそれぞれの人生や生活の中で語られていることに注目して患者の話を聞き、脳血管障害の発症、入院生活、退院後の生活についての患者個々の意味づけを看護師が共有することの重要性を明らかにした。集録集p.1中村令子 渡邉知子 藤田あけみ