「統合失調症モデルラットのprepulse inhibition障害における内側前頭前皮質Neuregulin‐1の関与」
第81回日本薬理学会年会 (横浜)
統合失調症病態モデルとしてよく用いられる幼若期腹側海馬障害ラットにおける脳内シナプス形成に関与するとされるNeuregulin-1(NRG-1)タンパクの低下がみられ、特に前頭前皮質におけるNRG-1低下が著しいこと報告した。一方、NRG-1受容体であるerbB4受容体に変化は見られなかったことも報告した。Kenya Watanabe, Osamu Nakagawasai, Syu-ichi kanno, Satoru Mitazaki, Hiroshi Onogi, et al.