本学健康科学部ボランティアチームは、震災後に石巻地区および名取市において専門性を生かした活動を継続しており、現在は名取市の仮設住宅において、保健センターなどと連携しながら、集会所や個別訪問による健康相談やリハビリテーション、健康教室、健康だよりの発行を行っている。活動の効果として、閉じこもりの高齢者が学生との散歩を楽しみに運動が習慣化した、複数回の指導により薬の自己管理ができるようになった、健康教室をきっかけに住民同士の交流ができた、訪問に拒否的だった高齢者が徐々にうちとける、などが挙げられる。
富澤 弥生、菅原 尚美、小野木 弘志