「新生仔期腹側海馬損傷ラット前頭前皮質と海馬におけるCaMK2の機能低下」
第14回活性アミンに関するワークショップ (仙台)
統合失調症の病因仮説である脳内グルタミン酸神経低下仮説を検討するため、統合失調症病態モデルとしてよく使用される新生仔期腹側海馬損傷ラットを用い、脳内NMDA受容体下流にあるcalcium/calmodulin-dependent protein kinase 2(CaMK2)等を測定した結果、前頭前皮質と海馬において著明なCaMK2の低下が観察されたことを報告した。矢吹 悌、森口 茂樹、中川西 修、小野木 弘志、只野 武