〇社会福祉士実務経験20年の実績をベースに、講義・演習では、ソーシャルワークに必要な価値・倫理、知識、技術を基に座学、演習を通じて学びを深めている。質疑応答を多用した双方向の講義、ロールプレイ中心の演習を意識して行っている。また、リアクションペーパーを活用し、講義等で明らかになった課題へのフィードバックを定期的に行っている。視聴覚教材やICT技術等を取り入れ、学生が現場への実践に興味を持てるよう講義・演習内容を工夫している。
〇社会福祉士実務経験20年の実績をベースに、ゼミ活動では「福祉を通じての街づくり」というテーマで学生と活動している。活動内容は①個人ワーク・演習・発表・ディスカッション、②高齢化が進む特定地域へのフィールドワーク、③ゲストスピーカー(実践現場で活躍されているソーシャルワーカー等をお招きし)よりの講義を通じて学びを深めている。そのまとめとして、半期ごとに研究発表を行う。なお、令和5年度リエゾンゼミⅢにおいて、被災者のセルフヘルプグループへの活動へ参加し、被災者の想いに寄り添う活動を展開している。前期は畑作業を中心に、後期はその収穫祭に参加し、被災者や地域住民、福祉専門職との繋がりを通じて、福祉を通じた街づくりを体験する。リエゾンゼミⅣでは、昨年度の体験をもとにゼミ論文としてまとめている。今年度より卒論指導を担当する。