東北地方6県の社会福祉士会(実習指導員会委員長Or会長)へ実習指導関連のインタビュー調査を実施した。その結果、3県が実習指導委員会が存在し実習指導講習会を実施していた。残り3県は実習指導委員会は無く、会独自での講習会開催は行っていなかったことが明らかになった。新カリキュラム実習が始まった令和5年度以降、実践現場での実習指導に関するスキルアップが求められており、各県士会ともその件については承知しているが、諸事情で進んで行かない現状も見受けられた。その中にあって、6県ともに今後は東北の県士会で連携して対応して行く事を認識しており、マンパワー不足等の解消に繋がっていくものと期待される。