「相談員が進める地域連携の戦略と実践 行事による交流・連携」 *依頼原稿
『支援・生活相談員』11月号(83-87頁)日総研出版
上述の4作目である。震災時に地域連携の必要性を痛感した。これは多くの福祉に携わる人々が感じた事実であろう。しかし、地域連携は一朝一夕には成し得ず、日々の何気ない関わりがものをいうのである。施設は内部で多くの行事をしている。それは非常に楽しいもので、施設内だけで共有するにはもったいない。そこに地域住民を交えて、行事(祭り)を行っていった。いわゆる「施設開放」である。この交流が地域連携にける鍵であることを実際の場面から述べていったのが本稿である。