A県B市の福祉事務所が主催したシニア大学を受講した65歳以上の男女191名にアンケートを行い、「主観的健康感」「生活満足度」「基本属性」「社会関連因子」「医療受診行動」などについて調査し、主観的幸福感に影響している要因は何か検討した。結果、疾病や障害の有無は主観的健康感にあまり影響しておらず、主観的健康感が高い人の特徴として「自らの生活に主体性がある」「対人交流の頻度が高い」「若い世代との交流が多い」「自分のやりたいことを楽しんでいる」などが抽出された。
pp.121-124
百瀬 ちどり. 村山 くみ. 目久田 純一.