社会参加活動に参加しているシニア世代の生活面と健康の関連性について老人大学に参加するシニア世代を5年間追跡調査し、年次別の変化について検討を行った。その結果、①参加者の年齢は上昇し、男性参加者は減少傾向にある。②生活面での工夫がみられるが、規則的な生活は低下傾向にある。③朝食を毎日取る人の割合は減少する傾向にある。ということが明らかとなった。特に、高齢期の健康保持のためには規則的な食事摂取が重要となる。3食きちんとした食事を摂取するための指導および支援の必要性が示唆された。
百瀬ちどり・村山くみ・小林由美