「島嶼地域高齢者の受診行動の関連要因に関する研究」
第65回日本公衆衛生学会総会(富山市)
サクセルフル・エイジングを実現する上で、健康の自己管理は重要な要素の一つである。殊に、定型化された社会資源が比較的少ない島嶼地域にあって、定期健康診断等の受診は健康自己管理の貴重な機会である。本研究では、島嶼地域高齢者の受診行動の関連要因について、社会との関わりの視点を中心に検討を行った。多変量解析において独立性の高い変数として検出された項目が島嶼地域高齢者の医療受診行動に対して何らかの影響を与えていることが明らかとなった。宮本雅央、村山くみ、小関久恵、嘉村藍、山下匡将、志水幸