「主観的健康観の規定要因に関する基礎的研究-新潟県岩船郡粟島浦村における実態調査を中心に-」
日本感性福祉学会 第4回大会(東北福祉大学)
本研究は、島嶼地域における高齢者の介護予防のあり方を模索すべく2003年に実施した調査研究の成果をもとに、高齢者の主観的健康観を規定する要因について検討を行った。その結果,社会関連性やソーシャル・サポートといった社会とのかかわりが高齢期の主観的健康観を維持するうえで重要な要因であることが明かとなり、社会関連性やソーシャル・サポートの維持向上が介護予防に関連することが示唆された。村山くみ、志水幸、亀山育海