『早期英語教育を経験した学習者のその後:英語学習における情意面と発言頻度の側面から』
中学1年生132名を早期英語学習経験の長さの違いにより「長期経験者グループ」と「短期経験者グループ」に分け, 学習情意面と学習行動として発言頻度の面から量的に検証した. 情意面では, 「国際性」「動機づけ」「学習態度」「道具性」 「達成の必要性」の5項目で2グループ間に有意差は無かったが, 不安と自信の2項目では有意差が認められた. また, 長期グループの自発的発言は有意に多く, その有意な影響が認められた情意面は「国際性」のみであった.pp.51-63
日本児童英語教育学会 研究紀要 第30号