「看護職に認定制度導入へ―「特定行為に係る看護師の研修制度(案)」の概要と問題点―」
「特定行為に係る看護師の研修制度(案)」の概要を確認したうえで、問題点の考察を行った。現時点で考えられている「特定行為に係る看護師の研修制度(案)」の問題点として、(1)医師の仕事を補うための十分な看護師がいない点、(2)包括的指示による「特定行為」の安全性が十分でない点、(3)研修制度の各領域に偏りが出てしまう点、(4)認定看護師や専門看護師との違いが明確ではない点、の4点を指摘した。pp.22-30
『月刊保団連』(No.1129)