「現代の学級集団論の動向と課題」
日本の小学校・中学校を中心とする学級集団は教授組織集団と生活指導の訓育的集団という2つの機能ををもつが、現代において学級集団がどのような問題を抱えの役割が変化してきたかを明らかにした。特に日本教育方法学会の学会誌等の諸論考をもとにしながら、臨教審以降の「個性化」政策による学級集団の機能の変化や、小学校おける学級崩壊現象にみる学級の課題を明らかにした。pp.1-11
『仙台白百合女子大学紀要第14号』1頁~11頁