服薬に対する認識は,初発からの期間が短い対象者は【実感を伴わない服薬の認識】であり、初発からの期間が長い対象者は【実感を伴った服薬の認識】であった。服薬行動は、初発からの期間が短い対象者は【家族管理】であり、≪全て家族管理≫と≪部分的家族管理≫であった。初発からの期間が長い対象者は【自己管理】で、対象者が行う服薬継続のための対処行動は≪社会資源のサポートを得る≫と≪自己対処行動をとる≫であった。以上から、服薬継続に求められる看護への示唆が得られた。
総p.203 pp.92-95
齋藤真紀、齋二美子