「中高年女性うつ病患者の退院後生活に対する夫の期待と現実」(査読あり)
中高年女性うつ病患者の退院後生活に対する3人夫の期待と現実について質的分析をした。夫の期待と現実があきらかになり、その中で、夫は気長に接するよう夫が変わろうとし、本人にとって一番いいことを大事にしてかかわろうとしていた。それぞれが、言動のちぐはぐさに戸惑ったり、無理せず何とか過ごせればよいと助け方の工夫をしながら支えていた。本研究から、退院後のQOLを高めるための看護援助の在り方が示唆された。総p.128 pp.115-124齋 二美子
東北大学医学部保健学科紀要16(2)