中高年女性うつ病患者が発症時に置かれた状況と対象者自身の認識
第39回日本看護学会―地域看護―(静岡市)
中高年女性うつ病患者が発症時に置かれた状況とその時の認識についてインタビューによる質的研究を行った。その結果、40歳代~50歳代の発症が最も多く見られ、その時の状況は姑との同居や仕事と家庭と子育て、介護などが見られた。その状況の中で、心身共に負担、心身共に空虚という認識が見られた。役割の担い方に行き詰ることが考えられ、助けの求め方や価値の転換などを適切に行うことが求められた。総p.175 pp.103齋 二美子