「竹中勝男の社会福祉論ー戦前の論理と戦後の論理ー」
竹中勝男の議論は、戦前と戦後を通して国民生活の確保を問題にしてその公共性を論じたが、戦前は全体主義に基づく厚生の社会理論を展開し、戦後は民主主義に基づく福祉の社会理論を提起した点を明らかにした。pp.205ー224
『金城大学紀要』第5号