「地方における救済事業ならびに社会事業の拡大化傾向に関する一考察ー戦前石川県下の事業数と開設位置を中心にー」
戦前日本における救済事業から社会事業への展開に際しての方針を措定しながら、戦前石川県の社会福祉の施設・団体・機関の事業数を361事業と確定し事業の設立主体の多様性について言及しながら、金沢市内と県下郡部では事業の開設数割合がほぼ半数で県下に事業が拡がっていた点を分布図の作成を通して明らかにした。pp.15ー55
『地域社会福祉史研究』第5号