社会事業史学会創立50周年を記念した記念論文集の刊行と編集に携わる。本書は、全2巻からなり、第1巻(全689頁)は「社会福祉の思想・価値・規範」「思想として宗教」「人物史研究」「当事者視点」「言説分析」「海外社会福祉歴史研究の方法」によって構成されている。第2巻(全703頁)は、「福祉原論と人権」「地域福祉と福祉運動」「貧困と福祉労働」「福祉対象の把握と支援」「実践史」「社会史」「史料論」「総括」で構成されている。特に、社会事業史研究会時代を含めた社会事業史学会の機関誌『社会事業史研究』(全60号)に掲載された特集論文やそこでの議論の経緯について「戦後社会福祉の歴史研究と今後の展望ー機関誌『社会事業史研究』の歩みを中心にー」を執筆し、「第2巻 理論・総括」編の「Ⅷ 総括」に収められた。