「東日本大震災津波被災地における地域再生意識の強化要因に関する一研究(2)」(査読あり)
フォーカスグループによって、津波被災地の市町村社会福祉協議会職員を対象に、地域再生意識の強化要因を、昨年度との比較によって変化しているかどうか探った。その結果、人的社会的資源の減少とともに、自分たちの役割の重要性が増してきていると思われる事項に関しては意識が強化されてきていると思われた。一方で個別の福祉支援に関しては、津波被災地であるかどうかの有無にかかわらず、必要な支援と思われるところから、必ずしも強化されているとは言えない結果となった。1-14
地域福祉研究年報