リハビリテーション学科 1年後期に行われる生理学実習の筋電図実習について. Tutor型自己学習ソフトウエアを編集し,実習前に学生のノート型パーソナルコンビューター(PC) にて実習を行った筋電図実習は機器の操作や準備などが煩雑であり.学生自身で実習を進めて行くには困難な実習である.今回編集したTutor型ソフトウェアは事前に自分のPCに導入し.生理学的背景や機器固有の操作方法,皮膚処理などの前準備.そして実際の計測されたデータを自宅で何度も確認が出来る仕様としたまた,段階的な質問を答えていくと.最終的にそれらの答えをソフト内でレポートとして出力できる機能があり,教員は最低限の助言で実習を遂行することが出来た.近年ではE-learningをはじめ.医療分野にもCAIが導入され始めている.今回,実習前.実習後においてアンケートを行い.その問題点と今後の課題を検討した。
16:63-64
佐藤 啓壮、黒木 薫