カンファレンス報告「支援者用口文字支援アプリの試作」
第32回リハ工学カンファレンスin神戸
東北福祉大学が実践するICT支援者養成過程にて、ALS患者から学生へ、支援者用口文字支援アプリのニーズが挙げられ、試作を行った。本アプリは、タブレットが50音を読み上げ、支援者が対象者の合図に合わせて文字を確定し、言葉を綴るものである。制作を通し、読み上げや操作ガイドなどの技術にて支援の差を減らしたい患者の想いと、操作を担う支援者の主体性を確保し、人と人との関わりを残すことの重要性が課題となった。