「幼児にける他者の心的状態の推測に関する研究‐動的「姿勢-表情」情報に着目して‐」
本論文では、幼児における姿勢や表情に基づく他者の心的状態(一生懸命さ)の推測について検討を行った。その結果、表情からの「一生懸命さ」の推測は、表情が静止情報として提示された場合でも動的情報として提示された場合でも、年少から年長にかけて発達し、年長において十分可能になることが示唆された。総p.11平川昌宏、本郷一夫、高橋千枝、小泉嘉子、鈴木智子
『東北大学大学院教育学研究科研究年報』 第53集第1号